KoshiNukeはGitを企業内で用いる際に使えるアプリケーションライフサイクルマネジメントシステムのモックアップです。

Gitが徐々に企業でも利用されるようになっている中、Gitをベースにしたアプリケーションライフサイクルマネジメントが求められるようになっています。そこでモックアップとして紹介したいのがKoshiNukeです。


コードをダウンロードした場合の表示です。


デモ阪の画面です。格好いいです。


リポジトリの履歴です。


コードツリーも表示できます。


コミットログです。個々のコミットログ詳細は見られませんでした。


ブランチグラフです。GitHubと違って縦に進んでいきます。


Wikiは編集機能が備わっています。


Wikiの編集履歴です。

KoshiNukeはあくまでもモックアップなのでビューのみですが、それでも十分に便利そうな機能がそろっているのが分かります。後はバックエンドをRESTfulに仕上げれば、基礎的なコードマネジメントが実現できるのではないでしょうか。

KoshiNukeはリソース管理、タスク管理、ドキュメント管理、ユーザ管理を基本として実装される予定です。コードはApache License2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

システム開発をしていてビューの部分が最も頭を悩ませるポイントなので、そこが既にできているとなるとシステム構築は早いかもしれません。また仕組みを全体としてRESTfulに仕上げればサーバサイドのプログラミング言語によらず実装もできるようになるでしょう。

KoshiNukeはGitHubを数人から50人程度の社内プロジェクト対応にしたイメージで開発されるそうです。Gitが普及すればやはりエンタープライズに特化した機能が求められるようになるでしょう。この点はまだ今のところ良いソリューションがない分野かもしれません。

デモ:KoshiNuke

koshinuke/koshinuke - GitHub