アジャイル開発におけるKPTをまとめるのに役立つ「KPT it」
KPT itはアジャイル開発などにおけるKPTをまとめるためのソフトウェアです。
KPTとはKeep(継続)、Problem(課題)、Try(挑戦)の頭文字を取ったもので、アジャイル開発や反復型開発においてイテレーション単位の振り返りに用いられるフォーマットになります。そんなKPTをする際に役立つのがKPT itです。
Keepを登録してみました。登録はタブをクリックして、テキストエリアに入力するだけです。
KPT itをイテレーションミーティングの際に使えば、各メンバーの意見を吸い上げていけそうです。KPT itはフレームワークにPadrinoを使ったRackアプリケーションになります。
KPT itはRuby製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)になります。
MOONGIFTはこう見る
枠組みを作ることで考えるべき項目を絞り込み、ミーティングの密度を高めるのは良い試みです。いわばKPTがアジェンダになるイメージでしょう。メンバーも発言すべき内容が示されているので、外した発言を避けられるので安心できるようになります。ミーティングにはやはりこのようなフレームワークを取り入れる方が良いでしょう。
KPT itでは常時保存しておくというよりもミーティング中に記録用として使っておき、終わったら消してしまう方が良さそうです。そういうスクラップ的に使えるのも面白いかと思います。