Push To iOS/Chrome To iOSはGoogle Chromeで今見ているURLをiOSに転送するソフトウェアです。node.jsサーバを介しています。

AndroidではGoogle Chromeから今見ているURLを転送する機能、Chrome To Phoneがあります。それをiOSでも同じように行うのがPush To iOS/Chrome To iOSです。GREEの伊藤直也氏の開発したソフトウェアになります。


サーバです。node.jsとSocket.ioを使っています。


Google Chrome側です。ボタンを押すだけでURLが飛びます。


データを受け取った際のログです。


iOS側でデータを受け取ったときの表示です。Socket.ioのお陰でリアルタイムにデータが追加されます。


サーバ側のログです。

Push To iOS/Chrome To iOSは独立していますが、ほぼ連携して動かす前提のソフトウェアになっています。Google Chromeでnode.jsに対してプッシュし、その結果をiOSにプッシュします。node.js + iOS + Google Chrome連携のサンプルとしてみると面白いです。

Push To iOSはnode.js + Titanium、Chrome To iOSはGoogle Chrome用の機能拡張となっています。どちらもソースコードは公開されていますが、ライセンスは明記されていません。

MOONGIFTはこう見る

Socket.ioを使っているのでリアルタイムにデータが転送できる利点がある反面、アプリを立ち上げていると接続が常時発生してしまうのが難点かも知れません。通知とうまく組み合わせることで解決できる可能性はあります。

デスクトップとスマートフォンの連携は誰しもが興味をもつことでしょう。デスクトップで仕事をしつつ、外出時にはそのデータをスマートフォンで見られれば、作業効率がぐっとあがるはずです。そのためのソフトウェア、サービスであればビジネスにもなりやすそうです。

naoya/push-to-ios - GitHub

naoya/chrome2ios - GitHub