GitPadを使うとGitのコミットメッセージにメモ帳を使えるようになります。

Gitが徐々に企業でも使われるようになってきました。GUIクライアントもありますが、コマンドラインで使っているという人も多いでしょう。コマンドラインではコミットメッセージを書きづらい、と感じていた方はGitPadを使ってみましょう。


初回起動時に設定ダイアログが出ます。インストールすると環境設定のパスに追加されます。


「git commit -m」と実行したりするとメモ帳が立ち上がります。ここがミソです。


一番上にコミットログを書き込みます。


後は保存、閉じればコミットなどが行われます。

GitPadではcommitやrebaseの時にメモ帳が利用できます。コマンドラインで使っていると、つい簡単なコメントで済ませたくなってしまいますが、これでより細かく、適切なコメントを残せるようになりそうです。

GitPadは.NET 2.0以上が必要な、Windows用のソフトウェアです(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)。

MOONGIFTはこう見る

GitPadはGitHubが開発したソフトウェアになります。何となくMac OSXばかり使っている印象があったので、若干意外でもあります。とは言えWindowsユーザの人が自分たちで使っていて不便に感じた所をソフトウェアで解決し、さらにそれを公開する姿勢は見習いたいですね。

GitPadは単純にEDITORとして設定することでメモ帳へのラッパーとして動作します。コミットログをGUIで書きたいと思った時に書くソフトウェアを作るのではなくシンプルなラッパーを作ることで解決するというのも見逃せません。こうやってごく小さな取り組みで目的を達成する考えはとても大事ではないでしょうか。

github/GitPad - GitHub