利用場面が多そう。iOS上で色の選択をする場面で使いたい「Color Picker for iOS」
Color Picker for iOSはiOSで使えるカラーピッカーライブラリです。代表的な色を選び、さらに明暗を調整できます。
iOSアプリの中でユーザに色を指定してもらいたいと思う場面があるかも知れません。そんなときに使いたい、iOS向けのカラーピッカーとしてColor Picker for iOSを紹介します。
最初の画面です。Color Pickerと書かれたボタンをタップします。
Backボタンを押して戻ると選択した色が背景色に使われている仕組みです。
Color Picker for iOSを使うとiOS上での色の選択がビジュアル的になり、それでいてすべてを細かく指定する訳ではないのでシンプルに手軽に選択できるようになります。自作アプリに組み込むためのUIViewControllerややそのサブクラスが用意されていますので利用も手軽です。
Color Picker for iOSはiOS向けのオープンソース・ソフトウェア(New BSD License)です。
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iOS上で表現できる色は1,670万色あります。それをすべて表示することでユーザの選択肢を最大限にするのがいいか、ある程度絞りつつもユーザにとって使いやすい方法を提供するのがいいか。カラーピッカーについていえばもちろん後者でしょう。しかしそれ以外の場面で前者を選ぶケースはとても多いです。
利用者が望んでいるのは気持ちよく選択できることで、膨大な選択肢を前に混乱させられることではありません。細かく指定できることが必ずしもよしという訳ではないので、ユーザの気持ちよさを前提に情報を絞り込む選択はとても大事ではないでしょうか。