スマートフォンにも使える。SVGでグラフを描画するPythonライブラリ「svgplotlib」
svgplotlibはSVGで各種グラフを描画するPythonライブラリです。
Webシステムを作っていて悩みどころになりやすいのがグラフ表示です。もし利用言語がPythonで、スマートフォンへの対応も考えないといけない時にはSVGでグラフを描画するsvgplotlibが良い選択肢になるかも知れません。
グラフの例です。上にコードが書いてある通り、30度ごとに中心から70の線を引いています。
対応しているのはTeXシンタックス、円グラフ、棒グラフ、ガントチャート、XYグラフとなっています。SVGなのでインラインに出力して表示できるのが魅力かもしれません。
svgplotlibはPython製のオープンソース・ソフトウェア(New BSD License)になります。
MOONGIFTはこう見る
HTML5に対応したサイトであればグラフをSVGで描くというのはとても良い選択肢に思えます。レガシーなIEなどSVGに対応していないブラウザであってもSVGを描画するライブラリもありますので、テスト結果次第では採用できるでしょう。SVGであればiOSでも利用できるのが利点です。
画像に比べるとJavaScriptでも制御もしやすく、扱いやすいと感じられます。難点はまだ開発がはじまったばかりでFlash系グラフライブラリに比べると表現力が乏しいと言うことでしょう。とはいえSVG+グラフは今後注目していきたい分野のソフトウェアです。
svgplotlib - Python package to create SVG charts and graphs. - Google Project Hosting