カメラアプリを作っている方に。撮影範囲の決まったカメラアプリモックアップ「CropImageSample」
CropImageSampleはあらかじめ切り抜き部分が決まっている状態でカメラの撮影を行うiPhoneモックアプリです。
iPhoneのカメラを使って切り抜きをデモしてくれるのがCropImageSampleです。カメラアプリを提供している、または作っているという方は参考になるかと思います。
起動しました。カメラを撮影する範囲が四角くなっているのが分かるでしょうか(外側はぼやけています)。この四角い部分だけが撮影対象です。
撮影しました。撮影した時点で切り抜かれた状態になっています。
撮影してから加工するタイプのアプリは多いですが、CropImageSampleでは撮影する前から範囲が指定されているのが面白いんじゃないかと。あくまでもモックなので自分のアプリに取り込みたい方はコードを見てみてください。
CropImageSampleはiPhone用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)になります。
MOONGIFTはこう見る
iOSアプリとオープンソース・ソフトウェアについては色々な意見がありますが、個人的にはオープンソース・ソフトウェアで利益をあげる手段としてありだと思っています。もちろんソースコードは公開しますがバイナリの公開義務は元々ないため、その配布手段としてApp Storeを使うイメージです。もちろん開発者になればソースコードをコンパイルしてiOSにインストールできますがそのために年間9,800円は高いでしょう。
また、環境がこれまでのデスクトップに比べると特徴的であるため、その中でできるトリッキーなコードサンプルが開発者の知名度を高めるのに貢献しています。コンポーネントやTips的なコードでも十分面白いのがiOSです。プログラマーとしてはこの環境にぜひ飛び込んでいくべきでしょう。