ABPadLockScreenはiPadにスクリーンロック機能を提供するコンポーネントです。

iPadをプレゼンや商品案内に使ったりとビジネスで利用されることも増えてきました。そんな中、次に考えるべきなのはセキュリティです。誤って情報が漏洩しないようABPadLockScreenを使ってロック機能を実装してみましょう。


起動した直後の画面です。迷わずボタンを押しましょう。


ロック画面が表示されます。パスワードは1234です。またはCloseボタンを押しても消せます(本来は不要なボタンでしょう)。


入力していきます。


ミスしました。


3回ミスするとボタンが押せなくなります。

ABPadLockScreenはモックなのでCloseボタンがありますが、リリース時には不要でしょう。ロック機能があれば間違って放置してしまった時に見られたりする心配がなさそうです。色々なアプリに組み込めそうです。

ABPadLockScreenはzlib Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

iPadは個人ユースが基本になっているので、利用者と利用者以外というアクセス制限しかありません。とは言えニーズとしては家族みんなで使えるようにしたいと考える人が多いのではないかと思います。例えばメールやWeb閲覧履歴が家族と共通というのは嫌がられる傾向があります。

解決する手段としては二つあります。一つ目はiPadを複数購入する、もう一つは複数アカウントに対応したアプリを作るです。複数ユーザに対応したアプリは今後増えていく可能性があります(Appleの狙いと異なるので弾かれる可能性もありそうですが…)。その時のロック手段としてABPadLockScreenは面白そうです。

abury/ABPadLockScreen - GitHub