IrwiはRailsプラグインとして提供されるWikiエンジン。

IrwiはRuby製、Ruby on Rails用のオープンソース・ソフトウェア。WebサイトにCMS機能を組み込みたいと思うことは多い。そんなとき、ページ管理や編集画面を作ったりするのはとても面倒だ。そこでコンテンツをWikiにしてしまう手が考えられる。


表示

Wikiならば認証さえつければ管理者がいつでも自由にコンテンツが編集できる。もちろんユーザが編集可能なコンテンツにしても良いだろう。そんなWiki機能をRailsアプリに手軽に実装するのがIrwiだ。

IrwiはRailsプラグイン(RubyGemsでインストール)なのでごく手軽に使い始められる。Wikiとしては基本的な機能だけだが、カスタマイズすることもできるだろう。編集した際にはコメントを残しておける。編集履歴も管理され、内容の比較も可能だ。


編集

ブラケットネームが利用でき、日本語のページ名も作成できる。デフォルトでは特に認証機能はないが、自分なりのカスタマイズで対応できるだろう。デフォルトではMarkdown互換の記法が使える。これもまた変更は可能だ。その他添付ファイルにも対応している等、使い道が色々ありそうなソフトウェアだ。

[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


差分(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

どのようなWebサイトであれコンテンツ管理機能は必要だ。特別な機能ばかりに目を向けていると、そういう汎用的な機能の実装を忘れてしまう。そこで使えるのがプラグイン形式のシステムだ。そういった点もフレームワークのメリット言えるだろう。

プラグイン以外でもサブドメインを分けることでフレームワークと関係なCMSなどを導入することも考えられる(ディレクトリを切ってプロキシでも良いが)。いずれにしてもCMSは普遍的に利用されるものなので、毎回開発するよりもプラグイン等を使った方が手軽だ。

デモ

alno/irwi - GitHub