Puttyをパワーアップ!タブ化に加えてTelnetやSCPにも対応させる「SuperPutty」
SuperPuttyはPuttyをタブ化し、さらにTelnet接続やSCPでのファイル転送をサポートできるようにするソフトウェアです。
SuperPuttyはWindowsのターミナルソフトウェアとして最も良く使われているソフトウェアの一つであるPuttyをさらに便利にしてくれるソフトウェアです。
SuperPuttyを利用する際にはまず、Puttyのパスを設定する必要があります。
立ち上がった時のウィンドウです。Puttyの各セッションがタブで管理できます。複数のセッションをSuperPutty一つで管理できるようになります。
新しい接続の追加も簡単で、右クリックしてNewを選択します。その際にはSSHの他にもTelnet/Raw/RLogin/Serialが選択できます。
3dsearch6.png接続を作成したら後はコンテクストメニューからConnectを選べば接続が開始されます。後は普通のPuttyと同じように操作できます。
さらにファイル送受信機能も備わっています。筆者環境では失敗しましたが、ファイル一覧を指定してダウンロード、またはファイルをドラッグアンドドロップしてのアップロードができるようです。
セッション設定はインポート、エクスポートできるので社内でまとめて接続情報を管理したい時にも向いています。
Puttyで複数のサーバをまとめて管理している際に使えるのではないでしょうか。SuperPuttyはMIT Licenseでライセンスされているオープンソース・ソフトウェアになります。
MOONGIFTはこう見る
PuttyとTeraTermが最も良く使われているターミナルになるかと思いますが、最近ではPuttyを選択するケースが多いのではないでしょうか。シングルウィンドウは軽快で良いのですが、やはりウィンドウ数が増えると使い勝手が悪く感じてしまいます。
PuttyやTeraTermをタブ化するソフトウェアは幾つかありますが、安定性に難がある場合が多いのでご注意ください。また、タブ化するとエラーを監視する時にはタブで別な画面が見られないため気付きづらいという欠点もあります。
superputty - A Telnet/SSH/SCP/SFTP client using PuTTY - Google Project Hosting