AePubReaderはePubファイルをアプリ化するiPad用電子書籍アプリです。

iPadは電子書籍を読むのに最適なデバイスです。iBooksのようなポータル的存在もありますが、アプリの形で独自に発行したいならばAePubReaderを使ってみよう。ePubファイルを内包する形の電子書籍アプリを作れます。


立ち上げたところです。一つの電子書籍ファイル専用のリーダーになります。


左上をタップすると目次が表示されます。ここから選んでページのジャンプが出来ます。


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AePubReaderは見栄えがとても良い、という訳ではありませんが実直なソフトウェアではないでしょうか。ePubファイルを配置するだけで使えますので、後は必要なカスタマイズを行ってアプリ化できます。

AePubReaderのソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていないソフトウェアになります。

MOONGIFTはこう見る

噂によるとAmazonが年内を目処に日本においても電子書籍市場に参入を考えているそうです。そうなればKindleの販売も促進されるでしょうし、電子書籍コンテンツは爆発的に増加するはずです。遅々として進んでいない日本の電子書籍市場ですが、一気に花開く可能性がありそうです。

AePubReaderは電子書籍をアプリ化しますが、元データはePubなのでiBooksでも出品しつつアプリでも提供するといったクロスポストが可能です。プレーヤが増えれば増えるほど、そうした共通フォーマットを活用したソフトウェアが求められるでしょう。

fedefrappi/AePubReader - GitHub