要チェック!Webサービスを効率的に扱えるWebブラウザ「Raven」
RavenはMac OSX向けのWebブラウザです。レンダリングエンジンはWebKitを使い、Webアプリをインストールできるのが特徴です。
Mac OSX向けに新しいWebブラウザ、Ravenが登場しました。まだβ版ですがかなり熱い機能を持っているWebブラウザです。要チェックです。
メイン画面です。レンダリングエンジンはWebKitになるようです。
日本語の表示は問題ありませんがユーザエージェントが違うのでYahoo! Japanのメッセージが出ています。
新しいタブを開いたときの画面です。Google検索ができます。なおURLバーのところに検索ワードを入れても検索できます。Google Chromeライクです。
ブックマーク登録です。ブックマークとお気に入りの二つがあります。お気に入りはサイト向け、ブックマークは記事向けという違いがあります。
設定画面です。Instapaperを登録しておくとRavenからすぐに登録できます。
お気に入り機能です。サイト単位で登録しておくと便利だと思います。
ブックマークはこうやって記事の本文だけを抽出できるのが特徴です。
RavenはWebアプリ追加機能があります。これが非常に面白いです。
例えばTwitterを追加します。左側のメニューもTwitter用に変更されています。同様に他のアプリでもメニュー内容が専用に切り替わります。
よく使うWebサービスのアプリを登録しておくと、それ専用のクライアントソフトウェア並の使い勝手が得られそうです(スマートバーと呼ばれています)。他にもアドレスバーに入力している時にサジェスト機能があったりと今後に期待したい面白いWebブラウザになっています。
RavenはMac OSX用のフリーウェアになります。
MOONGIFTはこう見る
RavenはWebアプリをインストールできます。狙いとしてはGoogle Chrome Storeに近いものがあると思いますが、あちらは単なるブックマークレベルなのに比べてRavenでは機能拡張のような使い方ができるようです。この差は相当に大きいように見えます。
今後、WebサービスやWebアプリケーションが増えるのは確実で、その中でWebブラウザにはプラットフォームとしての役割が求められるようになります。日本ではSleipnirが有名ですが、まだまだ開発する余地は残っているように感じられます。
via Raven – A New Mac Site-Specific Web Browser | Web Resources | WebAppers