自社内に立てるのもOK。Ruby on Rails製、シンプルなGitHubクローン「GitHaven」
GitHavenはGitHubクローンのオープンソース・ソフトウェアです。Ruby on Railsで開発されています。
バージョン管理システムの一つGitが爆発的に人気を集めるきっかけになったのがGitHubです。そんなGithubクローン(今では結構変わってしまいましたが)として有名なのがGitoriousですが、今回はもう一つGitHavenを紹介します。
トップページです。さっぱりとした画面です。まずはサインアップまたはログインを行います。
サインアップする際に公開鍵も登録できます。この辺りはSSHを使うgitらしいサービスです。
リポジトリを作成しました。この表示もGithubに似ています。
リポジトリの設定画面です。パーミッションの設定も可能です(プライベートリポジトリを作成できます)。
GitHavenは元々Webサービスでしたが、今は閉鎖されているようです(それでオープンソース化したのかも知れませんが)。GitHubと同じ土俵で戦う必要はないと思いますが、GitHavenをベースにすることでGit連携型のサービスも立ち上げやすくなりそうですね。
GitHavenはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Webサービスを立ち上げ、それが流行ってきた時には必ずクローンが複数発生します。クローンがオリジナルに勝ったケースはそれほど多くありませんが、それでも気を抜くと一気に食われてしまう可能性はあります。それくらいWebサービスの盛衰は激しいです。
Githubは既に多数のリポジトリサービスがある中で立ち上がり、かつクローン系サービスも乱立する中にあって自分たちの立ち位置をきっちりと守って成長しています。すでに100万ユーザを突破したとあって、揺るぎなくなっていると思われます。
だからといって完璧ではなく、プライベートリポジトリが有料になってしまったという問題もあります。GitHavenのUIがGithub風になったとすれば、プラベートリポジトリが作り放題とあって受け入れられる可能性はありそうです。