VoiceはDjangoで作られたカスタマーフィードバックソフトウェアです。

VoiceはDjango製のソフトウェアです。サービス利用者からの要望を受け付けて、それに他の利用者が投票することでその要望がどれくらい望まれているのかを判断する基準にできます。


ポピュラーな要望表示では投票が多い要望ごとに並べて表示します。縦に並べるのではなく、横に並んでいくのがデザイン的に見やすく格好いいです。

投票数の他に、実際に実行するためには何投票必要かという表示もされています。


詳細表示です。投票する際にはメールアドレスを入力します。それによって実装された時に案内を受け取る仕組みのようです(実装はされていない模様)。


投票しました!


希望したい機能があれば、新規投稿もできます。


管理画面では一覧表示の見え方が違います。グリッドのヘッダ部をクリックして並び順を変更できます。


一覧画面から投票する場合はメールアドレス入力フォームが降りてきます。

Voiceを使うとユーザニーズに合わせた機能が実装できます。ユーザは実装されたかどうか分かりますし、他のユーザの投票を見ることでみんなが望んでいる機能がどうかも判断できる仕組みです。Voiceはソースコードは公開されていますが、ライセンスは明記されていません。

MOONGIFTはこう見る

VoiceはUserVoiceのDjangoクローンと言えます。カスタマーフィードバックをうまく受け取ることができれば、無駄な開発をせずに効率的に機能追加や改善ができるようになります。もちろんあくまでもユーザの声なので100%信頼していい、またはそれだけで良いという訳ではありませんが目安としてはとても役立ちます。

利用者、消費者の声が聞きたいと思うならばまずその場を用意しなければなりません。中には辛辣や意見や勘違いした意見があるかも知れません。批判的な意見を公開するとブランドが傷つく可能性もあります。しかしそうした情報公開が今の時代には求められているのは事実です。非常に難しいですが、自社なりのフィードバックの集め方を考えてみるのも面白そうです。

デモ:Voice

jarodl/voice - GitHub