Color Jizzは色を様々なアルゴリズムに沿って展開するソフトウェア。多数のプログラミング言語に対応している。

Color JizzはJavaScript/PHP/ActionScript3/.NET用のオープンソース・ソフトウェア。色はとても不思議だ。その色合い次第で同じ情報でも受け取る印象が全く変わってくる。色の特性や感性を理解し、使いこなせる人はとても凄い。


公式サイトのサンプルより

とは言え、Webだけでも表現できる色は1,677万色以上ある。そのすべてを把握するのは困難だろう。むしろある色を起点に展開することで新しい色との出会いがあるかもしれない。そんな時に使えるのがColor Jizzだ。


JavaScriptで試した所

Color JizzはJavaScript、PHP、ActionScript3、.NETと各種言語向けにライブラリが提供されている。そしてRGB/Hex/CMY/CIELab/XYZなどのクラスが定義される。各クラスから別なクラス向けの色情報へ変換することも可能だ。

そして面白いのはハーモニーとして用意されたメソッドで、指定した色を周回するように指定回数分分割したり、近い色合いを出したり、よく使われる色合い(?)、グレースケール化したりすることができる。とにかく色を楽しめること間違い無しのソフトウェアだ。ぜひ色々いじって楽しんでみて欲しい。

MOONGIFTはこう見る

デザインが重視される現在だからこそ、Color Jizzのような試みはとても面白い。例えばWebサイトを作る際などに起点となる色だけ設定し、後はColor Jizzを使って生成される色からピックアップしていくといったこともできる。カラーテーマを作る時にも使えそうだ。

ソフトウェアなので一定のアルゴリズムに沿って抽出しているのは間違いない。しかしちょっと変化させるだけで色からうける印象は大きく変わる、それくらいアナログな世界でもある。カラーバリエーションをどうするか悩むならColor Jizzの力を頼ってみるのも悪くなさそうだ。

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