どれだけネットワーク帯域を消費しているか測定してみよう「BitMeter OS」
BitMeter OSはマルチプラットフォームで使えるネットワークワークモニターです。Webブラウザまたはデスクトップクライアントがあります。
BitMeter OSはWindows/Mac OSX/Linuxで使えるネットワーク帯域モニターです。Webブラウザ上でグラフィカルなモニタリンググラフをリアルタイムに描画します。インストールしたマシンのネットワーク利用状況が一目で分かるようになります。
インストーラーを使います。実際の表示はWebブラウザで行います。
更新はリアルタイムに行われます。赤がダウンロード、緑がアップロードになります。Scaleの所にあるUp、Downで表示範囲を拡大、縮尺できます。
ストップウォッチ機能を使えば有効にしている時だけのネットワーク帯域利用状況を測定できます。
履歴です。分、時、 日ごとのネットワーク利用状況を表示します。計測を続けることで利用状況の変化が分かるようになります。
サマリーです。ダウンロード、アップロードの日ごと、月ごとの集計結果が出ます。
検索もできます。日付を指定して利用状況を絞り込めます。検索結果をエクスポートする機能もあります。
アラート機能を使うと指定した範囲においてネットワークを過剰に利用した時に注意を促せるようになります。条件は細かく指定できます。
BitMeter OSをルーターと利用しているマシンに入れれば、そこを通るトラフィックをモニタリングできますし、サーバに入れてネットワークトラフィックをチェックすることもできます。日本ではあまり多くありませんが、EC2のようにトラフィックによって料金が設定されている場合もあります。また、3Gネットワークのように過剰に使うと制限されてしまうケースにも使えそうです。
BitMeter OSはWebブラウザからの利用の他、Python製のデスクトップクライアントも用意されています。BitMeter OSはGPLでライセンスされたオープンソース・ソフトウェアになります。
MOONGIFTはこう見る
ネットワークが高速化すると自然とサービスがリッチになっていきます。その結果として一回のコネクションでダウンロード、アップロードされるデータ量が増大していきます。高速なネットワーク同士であれば問題ないかも知れませんが、相手が細い回線を使っていたり3Gネットワークを使っていると相当のストレスを与えてしまいます。
それを回避するためにもどれくらいネットワーク帯域を消費しているか計測するのが重要です。例えば一日普通に高速回線を使って、次の日に3G回線だけで業務を行ってみるとどれくらいの違いがあるか分かるかも知れません。もちろん低速側を基準に合わせて考えるのが重要です。