JSONデータの授受があるWebアプリケーション開発に「JSONpad」
JSONpadはJSONデータのビューワー/エディター。WebベースまたはAdobe AIR版がある。
JSONpadはJavaScript/PHP製のオープンソース・ソフトウェア。最近のWeb APIはRESTfulなものが多くなった。URLとメソッドを組み合わせてデータのCRUD操作ができる。使っているプロトコルがHTTPなので、JavaScriptとの親和性が高いのも魅力だ。
そんなRESTfulのデータやり取りの際に使われるフォーマットはJSONが多い。こちらもJavaScriptとの親和性がもちろん高い。受け取った、または送信するJSONデータの構造を確認したい時に使うのがJSONpadだ。
JSONpadはWebアプリケーション風のUIで作られたソフトウェアで、JSONデータをツリー構造で確認したり、さらにデータのメンテナンスができるようになっている。データタイプを定義して値を入れれば、簡単にデータの修正や追加ができる。
さらにJSONデータを見やすくフォーマットしたり、逆に一行で表示することも簡単だ。URLを指定してJSONデータを取り込んだり、XMLからの変換やJSONデータのバリデーション機能もある。JSONpadはタブに対応しており、複数のJSONデータを管理できる。
メンテナンスしたデータはダウンロードすることができる。またブラウザによってはクリップボードにコピーできる。慣れないとなかなか構造が掴みづらいJSONデータを開発で扱う際にはぜひJSONpadで確認してみたい。JSONpadはWebベースの他に、Adobe AIR版もあるようだ。
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MOONGIFTはこう見る
個人的にはシステムからJSONデータを生成する必要がある際によく作り方を間違えるので、JSONpadはとても便利だ。コロンの場所や配列なのかオブジェクトなのかを間違えてしまったという経験がある人にとっては便利に感じられるだろう。
JSONpadのUIはリボンメニューになっており、新しいWindows系アプリケーションのUIを取り入れている。こうしたWebアプリケーションの作り方にも注目したい。万人が使うWebアプリケーションにこのUIは向かないが、企業向けのシステムであればOfficeなどで慣れたUIならばすぐに使いこなせるかもしれない。
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