Prelude of the Chambered (JRuby port)はJava製のFPSをJRubyで置き換えたゲーム。

Prelude of the Chambered (JRuby port)はJRuby製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。Webブラウザだけでできるゲームというのは時間つぶしにちょうどいい。そのためFlashやJavaアプレット、HTML5を使ったゲームに人気が集まっている。


開始画面

その一つとしてJavaアプレットで提供されているゲームにPrelude of the Chamberedがある。FPSでアイテムを駆使して敵を倒していくゲームなのだが、それをJRubyに置き換えてしまったのがPrelude of the Chambered (JRuby port)になる。

Prelude of the Chambered (JRuby port)はJRubyなのでWebブラウザでは遊べない。JRubyで実行するだけで起動できるのは良い。問題は本家に比べると大幅に遅いことだろう。本家が60fpsくらいなのに対してJRuby版は10fpsくらいしか出ない。スクリプトならではの問題かもしれない。


FPS

ゲームとしては普通に遊べる。矢印キーで移動してスペースでアイテムを使う、アイテムの切り替えは数字キーだ。多少パズル的要素もあって面白い。最初の部屋からの移動が一番分かりづらく感じたのは筆者だけだろうか。JRubyとJava版を比較してみる、なんてのも面白そうだ。

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敵も出てくる(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

JRubyでGUIのゲームというのが恐れ入る。JavaVM上で実行しているのでそれなりかと思ったが、やはり遅かった。ゲームとして遊べないレベルではないが、3Dは相当苦しいのかもしれない。向き不向きを知る上でも面白いのではないだろうか。

現在、JavaベースのアプリケーションをJavaScriptやJRubyに置き換えると言った動きが見受けられる。これはとても面白い動きだ。Javaが悪い訳ではないが、同じソフトウェアを別な言語に書き換えるとどう書けるか、それを試してみるのも面白そうだ。

Java版:Prelude of the Chambered

peterc/potc-jruby - GitHub