iOSを使って相手とリアルタイムコミュニケーションを楽しむ「AcaniChat」
AcaniChatはnode.js(予定)とiOSを組み合わせたチャットソフトウェア。
AcaniChatはiPhone用のオープンソース・ソフトウェア。今、最も熱いキーワードの一つがメッセージだ。TwitterやSkype、Facebookチャット、iMessage、Google+、Berugaなど様々なプレーヤがメッセージやチャットというキーワードに飛びついている。
メールのような仰々しい始まり方もせず、もっとシンプルに目的だけをやり取りするそんなコミュニケーションスタイルが望まれている。そしてそれをオープンソースとして実現しようとしているのがAcaniChatだ。
AcaniChatはまだ完成形ではない。クライアントサイドはあるが、サーバサイドがないのだ。サーバサイドはnode.jsで実装される予定になっている。iPhoneとサーバとはWebSocketsを使って通信する仕組みになっている(予定されている)。
なのでコミュニケーションはリアルタイムに行われるだろう。問題があるとすればネットワークが必須ということだろう。データはRedisを使って保存される。技術的にも面白そうだし、リアルタイムチャット(かつiOSネイティブ)でできるのは面白そうだ。サーバサイドの登場が待たれるソフトウェアだ。
MOONGIFTはこう見る
携帯電話の登場以後、メッセージがどんどんカジュアルになっている。SMSのような短いメッセージしか飛ばせないツールではごく短いメッセージがやり取りされている。しかし従来の長いメッセージであっても、最初の挨拶や最後の締めくくり、さらにはフッター部分はいつも同じだったことを考えると、実際には重要な部分は限られるのかもしれない。
その流れを決定的にしたのがTwitterだろう。140文字(意外と書けるのだが)という短い文章で相手に伝えるためにはどうしても直接的になりやすい。だがその無数の繰り返しが重要なコンテンツを生み出している。Facebookも同じだ。SkypeやMSNメッセンジャーも同様だろう。このメッセージ戦争はどこが征するだろうか。