Dropbox-UploaderはShellスクリプトで動作し、指定したフォルダ/ファイルをDropboxへアップロードする。

Dropbox-UploaderはShellスクリプト製のオープンソース・ソフトウェア。Dropboxの人気はとても高い。とりあえずフォルダに入れておきさえすれば後は自動で同期してくれるので手間いらずだ。複数のパソコン間でも簡単にデータが同じ状態に保てる。


実行中(この後で止まってしまう…)

しかし様々な事情でDropboxを入れられないケースもあるだろう。全てのファイルがコピーされるのでごく小さなSSDしか備えていない場合もあるだろう。そんな人でもとりあえずファイルをアップロードすることができるのがDropbox-Uploaderだ。

Dropbox-UploaderはShellスクリプトとして動作する。使い方は簡単で、ターミナル上でユーザ名を入力し、アップロードしたいファイルやフォルダを指定するだけだ。後はパスワードが聞かれるのでDropboxのパスワードを入力すればアップロード処理が開始される(筆者環境では途中で停止してしまったが…)。

アップロードさえできれば、後は別なDropboxを入れたマシンにファイルを送ることができる。Dropboxでファイルを送りたいが、最初の同期処理が重たいのでファイル共有サービスを使っていたという人はDropbox-Uploaderを試してみるといいだろう。

MOONGIFTはこう見る

Dropboxの難点としてはインストール直後の同期処理が時間がかかることだろう。全てのファイルが同期されるまで我慢しなければならない。それさえ終われば幸せになれるだけに勿体ない気がする。とりあえずファイルを送りたい、というニーズに対してDropbox-Uploaderはぴったりだ。

同様のDropboxにファイルを送信するサービスもあるが、Dropbox-Uploaderは自分のローカルだけで解決できるのが利点だろう。設定も殆どせずシンプルなDropboxではあるが、世の中には様々なニーズが存在する。プログラマーはそうしたニーズを細かくチェックし、チャンスにしていくのが良い。

andreafabrizi/Dropbox-Uploader - GitHub