Kendo UIはデスクトップやスマートフォン、タブレットに対応したUIフレームワーク。

Kendo UIはHTML5/CSS3/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。WebのUIは表現力がとても高く、自由度が高い。それは良いことでもあるし、悪いことでもある。束縛が何もないために自由に発想できる反面、デザインする才能がないと情報が散らばってしまってどうにもならなくなる。


デモアプリ

それを解決するにはまずウィジェットの概念を取り入れていくことだ。そうした部品を適切に配置していくことで画面をパズルのように作り上げていく。デスクトップからスマートフォン、タブレットまで広く使えるUIコンポーネントがKendo UIだ。

Kendo UIのKendoは剣道から来ているようだ。Kendo UIはとても対応範囲の広いソフトウェアで、実に数多くのウィジェットに加えて、Webアプリケーション開発UIフレームワークとしても動作する。オートコンプリート、グラフ、ドロップダウン、テーブル、メニュー、アコーディオン、スライダー、ペインビュー、タブ、ツリー、複数ファイルのアップロード、モーダルウィンドウ等のウィジェットが用意されている。


グラフコンポーネント

さらにスマートフォンやタブレットに対応し、マルチタッチによる操作もサポートする。PhoneGapのようにパッケージ化ツールを使ったネイティブアプリ化もサポートする。なおKendo UIはオープンソースでもあるが有料サポートライセンスも提供する。それも納得できる、高機能なフレームワークだ。

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ツリービュー(プレミアム限定)

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タブ(プレミアム限定)

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ペイン(プレミアム限定)

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スライダー(プレミアム限定)

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テーブル(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

今さらWindowsアプリの開発に戻りたいとは思わないが、それでもWindowsアプリやMS Accessのようなツールが優秀だったのはそれっぽい画面がドラッグアンドドロップで簡単に作れてしまう所にあったと思う。今のWebでは自由度の高さがネックになって、画一的なデザインが受け入れられる雰囲気はない。

それでもフレームワークは出てきている。jQuery UIやExtJS、YUIといったライブラリを使うことでデザインの整ったWebアプリケーションが手軽に組み立てられるようになっている。Kendo UIもその一つだ。後はこうしたフレームワークのテーマが増えていけば、プログラマー主体でサービスが作られるようになっていくだろう。

デモ:Overview

Kendo UI - The Art of Web Development