レガシーなデバイスを使い続けるよりも仮想化で対応「Virtual Floppy Drive」
Virtual Floppy Driveはフロッピードライブの仮想化ソフトウェア。
Virtual Floppy DriveはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。もう滅多に使われなくなったフロッピーディスク。10〜15年くらい前は当たり前のように使われており、Windows 95が20枚以上のフロッピーディスクだったのは良い思い出だ。
そんなレガシーなデバイスであるフロッピーディスクだが、昔のデバイスを使わないといけない場合には未だにとっておく必要がある。だがフロッピーもいつ壊れるか分からない。そこで使いたいのがVirtual Floppy Driveだ。
Virtual Floppy Driveはフロッピーディスク用の仮想ドライブだ。CD/DVDでは良く聞くが、フロッピーディスクというのはなかなか珍しい。メディアサイズは160KBから2.88MBまで段階的に選択できる。拡張子はbin/dat/fdd/flp/ima/img/vfdが関連づけられる。
さらに仮想ドライブのショートカットをデスクトップやSendToに追加する機能や、ドライブをRAM上に作成することもできる。読み込みだけでなく、書き込みにも対応している。対応OSはWindows NT/2000/XP/2003 Server/Vista/7とのことで、32/64ビットに対応している。昔のドライバーなどでフロッピーディスクがどうしても必要な場合、万一の破損に備えて仮想化しておくと良いだろう。
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MOONGIFTはこう見る
フロッピーディスクの寿命は適切な使用と保管をもってすれば100年程度は情報を維持できると言われている。だが使っている限りは空気に触れるし、埃や摩耗、湿気、磁気に触れてしまうということは十分に考えられる。そう考えると5〜10年もてば良い方だろう。
ドライブ搭載のPCも少なくなっており、今ドライブがあるならば確実にバックアップしておいた方が良いだろう。そうしないと昔記録した思い出のデータが全て消えてしまう可能性がある。単なるコピーだとフォーマットの問題も出る可能性があるので、やはり仮想化しておくのが一番と言えそうだ。
via 仮想的なフロッピーディスクドライブを作成する「Virtual Floppy Drive」 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
Virtual Floppy Drive | Download Virtual Floppy Drive software for free at SourceForge.net