HTMLプレゼンテーションのスライド切り替えをApple Remoteで操作「HTML Slide Presenter」
HTML Slide PresenterはHTMLスライドをApple Remoteでの操作可能にする等、より良いプレゼンテーションを実現するソフトウェア。
HTML Slide PresenterはMac OSX用のオープンソース・ソフトウェア。プレゼンテーションというのはアピールが重要だ。パソコンのスライドを見ながら黙々と読み進めているようでは何のアピールにもならない。せっかくスライドに凝ったならば、その発表方法にも気を配ろう。
HTMLでプレゼンテーションを作成した場合、操作する際にはコンピュータの前にいなければならない。そんな束縛からあなたを解放してダイナミックなプレゼンテーションを実現してくれるのがHTML Slide Presenterだ。
HTML Slide PresenterはHTMLで書かれたプレゼンテーションをより使いやすくするソフトウェアだ。まず最大の機能がApple Remoteへの対応だ。次/前のスライドへの切り替えとフルスクリーン表示の切り替えができる(フルスクリーンはMac OSX 10.7のみ)。実際の利用時にはURLでスライドを指定する。
さらにマウスカーソルを自動的に消してくれる機能がある。HTML Slide PresenterのデモスライドはFathom.jsというプレゼンテーションで作られているが、左右キーでスライドを切り替えるタイプのHTMLプレゼンテーションライブラリであれば対応できると思われる。HTMLプレゼンテーションがより本物のスライドに近くなる、便利なソフトウェアだ。
MOONGIFTはこう見る
個人的にコンピュータの前に立っている(座っているのは論外)プレゼンテーションは好きではない。やはりスライドの必要な部分を適切に指摘しながら行う方が良い。指摘する際にもレーザーポインターを使うのはちらちらと動くのが目障りで嫌いだ。
HTMLプレゼンテーションが良いという訳ではないが、普段使われていないツールを使うことでインパクトを求めるのは悪くない。とにかく記憶に残るプレゼンテーションをすることだ。Apple Remoteで操作できるならばパソコンの前にいる必要もなく、よりアクティブなプレゼンテーションが可能になるはずだ。