Apple公式のやり方を真似る。確認を必要とするボタン操作に使える「MAConfirmButton」
MAConfirmButtonはAppleのApp Storeアプリなどで使われている確認がある購入ボタンを再現するUIコンポーネント。
MAConfirmButtonはiOS用のオープンソース・ソフトウェア。iOSアプリ開発においてApple提供の公式アプリのUIを真似るのはとても良いことだ。公式アプリは利用者が多いので、他のアプリで同様の操作を提供してもすぐに使いこなしてくれるはずだ。
さらにAppleの手法はデザインとユーザビリティを考えた、とてもユニークな作りになっている。その一つ、アプリや音楽購入時のボタン操作を再現するのがMAConfirmButtonだ。
MAConfirmButtonはApp Storeアプリ等で使われている、購入時の確認ボタンを再現するUIコンポーネントだ。ボタンを一回タップすると別なメッセージを出し、さらにクリックすると実行されるという仕組みが簡単に実現する。
アプリ購入時にアラートを出すよりもこちらの方が慣れているユーザは多そうだ。さらに目線が移動しないのでポップアップに比べるとストレスが低く使ってもらえそうだ。文字は自由に設定でき、一気に全てのボタンをリセットしたりすることもできる。使いどころの多そうなコンポーネントだ。
MOONGIFTはこう見る
アプリを使っていて突然アラートが出るのはユーザにとって相当なストレスだ。だからiOS5では通知をアラートにせず、画面上部に表示される(Androidのような)形式に変更した。目線の移動というのはそれだけストレスを与え、一旦購入する意思になっていたものを取りやめてしまう可能性を秘めている。
購入時に限らず、ユーザに何らかの決断を促す操作の時に使ってみると良いだろう。ボタンを押した瞬間にメッセージが変わるので内容が理解しやすく、スムーズに次の操作に移れる。やはりそうしたユーザの心情をAppleは十分に研究していると言えそうだ。