RsyncDroidはAndroid用のrsyncフロントエンド。

RsyncDroidはAndroid用のオープンソース・ソフトウェア。AndroidはJailBreakのような面倒なことをしなくても色々とシステム内部に手が入れられる自由なデバイスだ。無理にアプリを使わなくともターミナルを使って操作もできる。


メイン画面

Android内にあるデータのバックアップを取ったり、外部からデータを取得したいならばアプリに頼らずrsyncを使ってしまうのはどうだろう。そのキックにはRsyncDroidが有効だ。

RsyncDroidはGUIベースのryncフロントエンドだ。rsyncには様々なオプションがあるのでRsyncDroidを使ってオプションを記憶しておけるのは便利かもしれない。なおRsyncDroidにはryncは付属しておらず、別途自分で用意する必要がある。

RsyncDroidを立ち上げてオプションを設定したら、後はStartボタンを押すだけだ。実行中はRunningのチェックボックスが有効になる。データのバックアップはもちろん、外部データの取得にも利用できる。Androidならではのアプリと言えるだろう。

MOONGIFTはこう見る

rsyncと言えば昔からあるバックアップ、同期ソフトウェアだがAndoridでも活躍するとは思わなかった。しかしDropboxのようなクラウドストレージと違ってrsyncでは実データをやり取りできる。母艦とのデータ授受に使うことだってできるだろう。

ターミナルからrsyncのコマンドを打っても良いが、毎度入力するのは面倒だ(スクリプトにしたとしても)。タップを繰り返すだけで同期されるならRsyncDroidの方が良い。スマートフォンはそれだけ文字入力が面倒くさい。他にも昔からあるコマンドをラッピングすると便利に使える、そんな可能性はありそうだ。

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