Amazon SimpleDBの内容を確認するnode.js製フロントエンド「SimpleDB WebView」
SimpleDB WebViewはnode.jsで作られたAmazon SimpleDBビューワー。
SimpleDB WebViewはnode.js/JavaScript製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。スキーマレスのDBとして有名なAmazon SimpleDB。柔軟な構造変更とEC2などの既存のAmazon Web Servicesとの親和性の高さもあって人気が集まっている。
Amazon Web ServicesはWeb API経由の操作が基本で、管理画面のようなものは提供されていない。EC2やS3についてはAWS Consoleが提供されているがSimpleDBにはない。そこで閲覧に限定されるが使ってみたいのがSimpleDB WebViewだ。
SimpleDB WebViewはその名の通り、Amazon SimpleDBのデータを閲覧するためのソフトウェアだ。Webベースで提供されており、画面の一番上にアクセスキーとシークレットキーを設定して利用する。左側にドメイン一覧、右側にそのドメイン内のデータが一覧表示される。
表示はテーブル組になっているので、MySQLなどのDBに慣れた人にとっては見やすいはずだ。データの編集や追加はできないので、Webシステムが追加したデータを確認したりするのに使えるだろう。ライブラリからデータの確認はできるが、本当にきちんと格納されているのか確認したい時に使えるソフトウェアだ。
MOONGIFTはこう見る
node.jsの良い所は基本的なインストールが終わってしまえばnodeコマンドだけでサーバを立ち上げられる所にあると思う。もちろんMySQLやその他のシステムと連携させることもできるが、まだそのレベルの規模ではなく、コンパクトなシステムが多い。
そのため感覚としては小さなユーティリティをダウンロードして実行するくらいの雰囲気で扱える。SimpleDB WebViewもダウンロードして立ち上げればすぐにSimpleDBの内容を閲覧できると言った具合だ。近い将来、node.jsで作られたWebアプリケーションを実行ファイル化するソフトウェアも登場することだろう。