起動するだけで使えるファイル、メッセージ交換ソフトウェア「dukto」
duktoはマルチプラットフォームで動作するファイル、メッセージ交換ソフトウェア。LAN内で動作する。
duktoはWindows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア。会社内にはファイルサーバが配置されていることが多い。そのためファイルの授受はファイルサーバを介して行うだろう。だがどこにファイルを配置したと連絡するのは面倒くさい。
さらに外出先などで同じネットワーク内にはいるがファイルサーバがない場合にファイルを交換したいといった時に共有設定等をいちいちするのはとても面倒だ。そこで使ってみたいのがduktoだ。
duktoはファイルの交換およびメッセージの送受信を行うソフトウェアだ。Windows以外でもMac OSX、Linuxとマルチプラットフォームで動作する。何の設定もいらず、duktoを立ち上げると他のduktoを立ち上げているマシンが一覧で出る。後はコンピュータを指定してファイルを送信するだけだ。
ポータブルで動作し、インストールが無用なのも良い。ファイルの送受信ログも残すようになっている。メッセージを使えばオンラインのURLを教えることもできる。ファイルサーバが常にあれば良いが、ない状況、かつインターネットに接続されていない状態でも使える便利なソフトウェアだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
今は大抵ファイル送受信に際してはSMBプロトコルを使う。そのためWindows Networkを見れば同じLANにいるコンピュータが一覧される。しかし標準ではここまでで、共有設定を行う場合にはアクセス権限やフォルダの指定等面倒くさい設定がある。
もちろんコンピュータに慣れている人であれば問題ないだろう。だがそうでない人たちに対して設定を依頼するのはとても苦労が伴う。であればduktoをダウンロードして立ち上げてもらうだけが良い。セキュリティの心配もあるかも知れないが、立ち上げれば使えるというシンプルさが良い。
dukto - A simple, fast and multi-platform file transfer tool for LAN users - Google Project Hosting