ShowOffはコマンドラインでスライドを作り、専用Webサーバを使ってプレゼンテーションを行うソフトウェア。

ShowOffはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。HTMLで作るプレゼンテーションソフトウェアが流行っている。確かにテキストエディタで編集できて、検索も楽にでき、さらに再利用性が高いということなしだ。だがHTMLだとデザインの自由度が高いのが難点だ。


スライド

デザインを何もしないとみすぼらしく、デフォルトのテンプレートばかり使っているのも残念だ。そこでプログラマーに向いたテキストプレゼンテーションツールShowOffを紹介しよう。

ShowOffの面白い所はコマンドラインで操作する所だ。showoffコマンドに続いてcreateと指定するとプレゼンテーションのベースの作成する。addと打つとスライドを追加する。スライドの中身はMarkdown記法になっており、リストはクリックするたびに追加表示されるアニメーションになっている。


スライド選択

プレゼンテーションを行う場合はshowoff serveと実行するとWebサーバが立ち上がる。そしてブラウザで開くとスライドが表示される。操作はキーボード主体だ。コマンド一つでherokuやGithubへアップロードすることもできる。グラフィカルな操作は全くない、まさにプログラマー向けのプレゼンテーションと言えるだろう。

[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


ヘルプ(プレミアム限定)

[/s2If]

MOONGIFTはこう見る

最近ではコマンドラインを通じてベースを作っていく開発スタイルが随分増えてきた。一気に増えるきっかけになったのはRuby on Railsと思われるが、PHPやDjangoなどもコマンドラインベースでDBをセットアップしたり、専用のWebサーバを立てたりする。

ShowOffはその流れを汲んでいると言っても良い。コマンドをどんどん打っていくことでスライドを作り、プレゼンテーションを一気に組み上げてしまうイメージだ。Webシステムを作るようにスライドを作る、そんなプログラマー気質なプレゼンテーションがShowOffを使えばできるはずだ。

bracki/showoff - GitHub