オープンソースのGravatar。メールアドレス/OpenIDのURLに紐づいたアバターを提供する「Libravatar」
LibravatarはオープンソースのGravatar風アバター提供サービス。メールアドレスの他、OpenIDにも対応している。
LibravatarはPython/Django製のオープンソース・ソフトウェア。インターネット上には無数のWebサイトが存在する。その中にはユーザ登録を行うサイトも多い。登録するサイトの場合に多いのがプロフィール画像をアップロードをする機能だ。
これは意外と面倒くさい。異なるサービスごとに画像をアップロードしていると、いつか変更したいと思っても全てのサイトで作業が必要になってしまう。その手間を減らせるシステムがLibravatarだ。
LibravatarはメールアドレスやOpenIDに紐づいたプロフィール画像をアップロードすることで、外部のサービスから共通して使えるプロフィール画像を提供するシステムだ。有名な所ではGravatarが知られている。そのオープンソース版と言えるだろう。
Libravatarにログインした後はメールアドレスやOpenIDでの認証情報を追加していく。そしてアバターになる画像を一緒にアップロードすることで、メールアドレスやOpenIDのURLに紐づいたプロフィール画像として設定される。画像はトリミング加工もできる。外部サービスからはメールアドレスなどのハッシュ値を使って画像を取得する。Libravatarを使えばオリジナルのGravatarが提供できるようになる。
MOONGIFTはこう見る
TwitterやFacebookなどのSNSではプロフィール画像をアップロードするのが当たり前になっており、かつそのプロフィール画像を取得するための方法も用意されている。単なる名前だけでなく、そういったプロフィール画像がコミュニケーションを促進しているのは間違いない。
Libravatarを使ったサイトが乱立してしまっては意味がないが、自社サイトでOpenIDを提供しており、その認証情報に対応したプロフィール画像を提供する仕組みを考えた時にLibravatarは使えるのではないだろうか。ユーザは誰しも同じ作業を繰り返したいとは思わないはずだ。