jsdiffはJavaScript製の文字、単語、行単位の差分チェックツール。

jsdiffはnode.js/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。Webサイトは様々な種類が存在するが、最も多いのはテキスト系サイトではないかと思う。フォーラム、Wiki、ブログ、Q&Aなどテキストは日々どんどん追加されていく。


比較

そんな中、みんなで一つのコンテンツを作り上げていく中で欲しくなるのがテキストの更新前と後を比較するための差分ツールではないかと思う。Webブラウザ上で手軽に使えるjsdiffを使ってみよう。

jsdiffはテキスト差分表示ライブラリで、複数の差分表示に対応しているのが特徴だ。一つは文字単位の比較で、もう一つが単語単位、そして最後に行単位の比較となっている。通常のDiffと違ってブロック単位で調整が入ることなく、表示されているそのままの行を比較する仕組みになっているようだ。


色分けが分かりやすい

そのため複数行の文章をまとめて比較するという使い方には向かないかも知れない。また、単語単位の比較はスペース区切りではない日本語では使えないようだ。一行のテキストを文字単位、単語単位で比較したい時に役立つだろう。さらに文字の変更されている部分をCSSで緑と赤の表示で分かりやすく提示してくれるのが便利だ。

MOONGIFTはこう見る

プログラマーであれば誰しもバージョン管理システムを使ったことがあるはずだ。差分の比較や編集をコミットして後で差し戻せる仕組みなどは一度慣れてしまうと手放せない便利さがある。最初の設定が色々面倒で一般化していないのが残念でならない。

Webサービスの場合はそうした準備は全てサーバサイドで行える。それによってバックアップや差分の便利さをユーザが知ることになる。ユーザビリティ向上やサービスの質を上げるためにもテキスト差分は積極的に取り入れていきたい。

デモ:Diff Chars

kpdecker/jsdiff - GitHub