Google Calendar Library for VBAはVBAを使ってGoogleカレンダーにスケジュール投稿を行うライブラリ。

Google Calendar Library for VBAはExcel用のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。日本のオフィスではExcelが大活躍している。表計算としての用途はもちろん、システムデータをCSVで出力してExcel上で分析したり、帳票を作成する際にも用いられる。


サンプルファイル

Excelで日程表を管理したりしている人も多いだろう。そんな方にお勧めしたいのがGoogle Calendar Library for VBAだ。Excel(に限らないが)からGoogleカレンダーへの予定追加ができるライブラリだ。

デモではExcelシートのA1〜A3に認証情報と投稿するXMLを記述してテスト関数を実行する。そうするとXMLに記述した内容がGoogleカレンダーに反映されるという仕組みだ。XMLは単純なテキストなので、この部分を自分で生成すれば良いだけだ。


実行結果

Excel上でガントチャートを作っている際に、そのデータをGoogleカレンダーに投影できれば、他のデバイスとも連携も容易になる。何でもExcelで管理するのは良いが、そこに閉じ込めてしまうのは勿体ない。Googleカレンダーと連携させることでさらに利用価値を高めてみよう。

MOONGIFTはこう見る

ローカルアプリケーションを使っていると、別なソフトウェアとの連携をどう行うか悩むことがある。例えばExcel上で管理しているデータをiPhoneで見たり編集したりしたいと思うこともあるだろう。そのような場合は一つ間にサービスを挟むのがお勧めだ。

Googleカレンダーは一例だ。CalDAVやExchangeプロトコルに対応しているのでGoogleカレンダーを間に挟むとフォーマットの相互変換を行ってくれるようになる。同様にIMAPやRSSフィードを活用すると、データ連携が容易になる場合も多い。

honda0510/Google-Calendar-Library-for-VBA - GitHub