電子書籍の執筆に使われた、キャラクターの掛け合いによるストーリーを作成する「TiMangaEdit」
TiMangaEditはたいたにうもんを執筆する際に用いられたストーリー作成アプリ。
TiMangaEditはTitanium/JavaScript製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。日本におけるTitaniumのシェアが拡大している。先日は入門書が発売し、これから開発をはじめてみたいと思う人にとって、必要な道具が揃いつつある。
そんなTitaniumを使って作られた、ストーリー作成ソフトウェアがTiMangaEditだ。日本らしく(?)アニメの三人の女性キャラクターが掛け合いで話を進めていく。楽しい気分でどんどん作品が作られていくはずだ。
TiMangaEditはたいたにうもんという同人電子書籍を作成するために作られたソフトウェアだ。執筆者が実際に開発して利用している。まさに実用性あるアプリと言えそうだ。使い方は簡単で、まずはストーリーを作成する。そして各ストーリーごとに話を作っていく。
話を作る際にはキャラクターを選び、さらに表情とセリフを入力する。作成した後、並び替えることもできる。三人のキャラクターと多彩な表情を組み合わせることで無限のストーリーが生まれるという訳だ。電子書籍を作り上げたアプリとして見ても、とても面白い。
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MOONGIFTはこう見る
iPadで長文を入力する気にはなれないが、TiMangaEditのように特定用途に特化させればいつでもどこでも執筆活動ができるようになりそうだ。キャラクターは用いずとも、ストーリーを作って並び替えてみたり、プロジェクトのコンセプトを考案したりするのにも使えそうだ。
スマートフォンやiPadでは目的に合わせた専用アプリに人気が集まりやすい。汎用的に色々できる(テキストエディタなど)ものは操作が最適化されていないために敬遠されてしまう。TiMangaEditのように一つの目的(しかし皆が望むもの)を見つけて、それだけを解決するアプリ開発を行うのが良いだろう。
2011年06月20日修正。開発者&執筆者の方からの指摘を受け、全面的に文章変更。Titanium入門では掛け合い部分はありませんでした。