Doom on the WebはWebブラウザベースで動作するDoom。

Doom on the WebはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。かつてはローカルコンピュータのパワーだからこそできていた処理が、Webブラウザ上で容易にできるようになっている。そのためWebアプリケーションやゲーム分野でWebが活用されている。


ゲーム画面

昔人気を集めたゲームがWeb化する流れが加速している。インベーダーやアステロイドのような古風なゲームが良いが今回は一世を風靡したDoomのWeb版、Doom on the Webを紹介しよう。

Doom on the WebはMozillaがデモとして開発したゲームで、あのDoomをWebブラウザ上で動作するようにポートしたものになる。Google Chromeでは動作せず、Firefoxでのみ動くようだ。処理はかなり重たく、マシンパワーを相当要するようだ。


一つクリア

基本操作は矢印キーでの移動、Ctrlキーでの銃の発射、スペースでのアクション、数字キーでの武器入れ替えとなっている。FTP30くらいが出ていれば十分遊べるレベルだ。セーブもできるようなので、時間のある時にちょっとずつ遊ぶのも良さそうだ。

MOONGIFTはこう見る

ついにDoomのレベルまでWebベースで遊べるようになってきた。これはDoomを再実装したのではなく、昔のDoomのデータを使ってJavaScriptでどうささせているようだ。そのため動作は最適化されていないと思われるが、それでも遊べるのが十分に凄い。

このやり方が一般化すれば、旧来のDOSゲームがどんどんWebベースになっていくかも知れない。ハードウェアの進化についていけず、忘れ去られたゲームは数多くある。再発掘されれば、またみんなが楽しめるようになるに違いない。

Doom on the Web | Demo Studio | Mozilla Developer Network