OpenHeatMapは表形式のデータを読み込んで地図上に時系列で変化するヒートマップを展開する。

OpenHeatMapはJavaScript/Flash製のオープンソース・ソフトウェア。データをビジュアル化するととても面白い情報が見えてくる。それが現実世界の情報と結びついていると特に面白い。位置情報はその最たるものと言えるだろう。


Twitterのビジュアル化

ただ数値だけを見せられてもぴんとこないが、地図上にマッピングされその数値によって色や大きさが変わっていると具体的で分かりやすくなる。それを簡単に作成できるのがOpenHeatMapだ。

OpenHeatMapではCSVやExcelファイル、Googleドキュメントのスプレッドシートを読み込んでヒートマップ化することができる。データは三列で、左から住所(地域名でも良い)、年数、そして値となっている。これだけ作れば後はアップロードするのみだ。


時系列でデータが変化

ヒートマップは地図上に情報の密度によって色が変わって表示される。さらにそれが時系列のスライダーによって変化しながら表示される。位置情報を細かく指定することもないので、とても簡単だ。様々な情報がビジュアル化できそうだ。

MOONGIFTはこう見る

一般的にヒートマップを作ろうと思うと事前の準備が必要で、データの作成も大変だった。OpenHeatMapはたった三列のデータで良い。さらに位置情報も住所をテキストで書けば良い程度だ。とても簡単にヒートマップが実現できる。

Web上でのグラフ描画は手間がかかるために嫌われる傾向がある。それだけに簡単にビジュアル化できるサービスは人気がある。Google Chart APIもその一つと言えるだろう。データのビジュアル化をキーワードにサービスを考えてみるのも面白い。

OpenHeatMap

petewarden/openheatmap - GitHub