状況を楽しくビジュアル化する「StatusPanic」
StatusPanicはPanic社で利用しているステータスボードを真似したデザインのグラフ、リストソフトウェア。
StatusPanicはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。情報は見えるようにしてはじめて意味を持つ。ただ流していたり、リストにしていても面白くない。目の前にあるデータをいかにビジュアル化して楽しむか、その観点が必要だ。
棒グラフ
プロジェクト管理、バグフィックス、メールサポート…どれもげんなりするものばかりだ。だがいっそ公開してビジュアル化して楽しんでしまおうというのがStatusPanicだ。
StatusPanicはPanic社(CodaやTransmitなどのソフトウェアを開発、販売)で利用されているステータスボードを真似たソフトウェアになっている。Panic社ではソフトウェアごとにメールのキュー、プロジェクトステータス、カレンダー、Twitterメッセージなどが盛り込まれている。
カウントダウンなど
StatusPanicではそのデザインを踏襲して制作されているが、内容については全くの自由だ。バグ状況、PV、利益など様々な情報をStatusPanicに盛り込むことができるだろう。これくらい派手で楽しいデザインだと、作業する方も楽しい気分になれるだろう。
MOONGIFTはこう見る
状況を可視化する、変化を感じ取れるようにする工夫は大切だ。Amazonでは当初、注文が入るとパソコンで音が鳴るようにしていた。そうした変化(ストリーム)を肌で感じられるようにすることによって、今まで見えていなかったものが見えるようになるのだ。
ストリームは常に流れ続けるので受け流そうと思えば流れてしまう。だがそれではストックもされず、ナレッジになることもない。ちょっとずつでも良いので、日々の中から蓄積する仕組みや体制が必要ではないだろうか。