地図と記事の組み合わせ。ローカル情報に特化したサイト向けCMS「Community Tools」
Community ToolsはDrupalをベースの地図とコンテンツを組み合わせたCMSを提供する。
Community ToolsはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。地図および位置情報はインターネット上で人気の高いコンテンツの一つだ。ニュース、不動産、掲示板などただ一覧になっているだけでなく位置情報を使って地図上にマッピングされているだけでとても楽しいコンテンツになる。
コンテンツと地図
そうしたローカルや特定地域の情報にフォーカスしたコミュニティを運営したいならば使ってみたいのがCommunity Toolsだ。
Community ToolsはDrupalをベースにしたCMSで、特に地図情報とコンテンツを関連づけられるのが特徴になっている。左側にメニューが並び、そこから選ぶと記事の一覧と地図が表示される。地図のマーカーをクリックすると記事の概要が表示される。
課題(問題)
地図と関連づいていなければならないかと言えばそういう訳でもない。だが基本的には記事と位置情報を結びつけて使うようだ。地図の他にイベントやアイディア、課題管理、ギャラリー、フォーラム、フィードからのデータインポートなどの備わっている。アイディア次第で色々な使い方ができそうだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
ギャラリー(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
広範囲の地図情報を扱うこともできるが、やはりごく狭いローカル情報を扱う所に面白さがありそうだ。行政などで使っても面白いだろうし、自治体レベルでも良い。またスポーツチームに関する情報やイベント情報を集約しても良い。位置情報は使いどころが多いはずだ。
なお、Community Toolsという名称はとても悪い。あまりにも広範囲すぎる。地図にこだわらずCMSとして使うこともできるのだが、やはり特定ジャンルにフォーカスしている方が使う方も手軽なはずだ。そこがちょっと残念ではある。