JSON ViewerはVisual Studioとの連携も可能なJSONビューワー。

JSON ViewerはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。XMLを面倒なものに感じていたのはタグの仕組みによって記述が冗長的になってしまうからだった。ライブラリがあるので利用はさほど難しくないが、自分で作成するのは面倒だった。


貼付け

そこで登場したのがJSONだ。XMLほど複雑な表記に対応できる訳ではないが、その代わりにとてもシンプルに記述できる。また、大抵の場合はそこまで複雑な定義は必要としないだろう。JSONは元々Web向けの技術だったが、最近は変わってきている。そこで登場したのがJSON Viewerだ。

JSON ViewerはWindows用のソフトウェアで、JSONフォーマットの文書を貼付けると、ツリー状に展開してくれるソフトウェアだ。JSONは改行などをなくして送受信されることが多いので見た目に分かりづらいことが多いのだが、JSON Viewerを使うと人にとってとても見やすい形になる。


展開

配列になっている場合は、[0]〜で表示される。ツリー状の表示と、テーブルに一覧で表示と二つの表示がされるので分かりやすい。さらにスタンドアローンの他、Fiddler 2のプラグインやVisual Studio 2005と連携することもできる。WindowsでJSONを扱う開発の際には手元に置いておきたいソフトウェアだ。

MOONGIFTはこう見る

JSONが扱いやすいフォーマットだと言っても、それは人にとっても分かりやすいという意味ではない。むしろ冗長性をなくしたり、シンプルに書けるようにしているので人にとっては見づらい場合が多い。そのため問題が起きた際のデバッグがとてもしづらいのが問題だ。

JSONではJSON Schemeという仕様もあり、それによって文書構造をチェックすることもできる。だがそこまでやるならXMLで十分と言えなくもない。シンプルで扱いやすいフォーマットながらも普及が進むにつれて利用範囲が拡大する。開発を助けるツールのニーズは高いフォーマットと言えるだろう。

JSON Viewer