Webカム連携型のWebサービスを作る際の参考に「Webcam App」
Webcam AppはRuby on RailsとFlashを使ってWebカム連携型のWebサービスを作るデモ。
Webcam AppはRuby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア。スマートフォンを使ったアプリケーションではカメラを用いたものが多い。同様のことはデスクトップでもできない訳ではない。Webカムを使えば良いのだ。
写真一覧
しかしWebカムを使ってWebアプリケーションをどう構築すれば良いのだろうか。そのための礎になるのがWebcam Appだ。Ruby on RailsとWebカムをどう連携させるのか、そのデモアプリになっている。
Webcam Appはあくまでもデモアプリなので動作はとてもシンプルなものになっている。Webカムの取り込みはFlashを通じて行う。Webカムへのアクセスを許可すると、カメラの映像が映し出される。そしてTake pictureボタンを押すとその瞬間の映像が撮影される。
Take pictureボタンで撮影
撮影された画像に説明文を付けて保存すると写真の一覧画面に掲載される仕組みになっている。FlashとRuby on Railsをどう連携させれば良いのか分からない時にとても良い勉強材料になるだろう。この仕組みを使えば自分のWebアプリケーションに組み込むことだってできるはずだ。
MOONGIFTはこう見る
Webカムは思いのほか普及していない。Skypeや他のIM(インスタントメッセンジャー)でWebカムを使った動画チャットができるようになっているが、日本では普及していないように思える。唯一企業内の会議くらいだろうか。そんな状況下にあって、Apple製品には一通りWebカムが搭載されているのは大きなアドバンテージかも知れない。
Webカムはせいぜい30万画素程度で、あまりカメラとしては実用的なレベルではない。とは言えちょっとしたコンテンツを共有したり、IPアドレスから位置情報を取得するようにすればスマートフォンに似た使い方もできるだろう。Webcam Appをベースにすれば他にも色々な展開が出来るかもしれない。
Updated for Rails 3: Using Paperclip and jpegcam to get pictures from your webcam into Rails