HTML5で作られたリッチなUIの音楽プレーヤ「Speakker」
SpeakkerはHTML5で作られたリッチなUIの音楽プレーヤ。
SpeakkerはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。ミュージシャンや楽器を演奏する人などは自分のサイトで楽曲を公開する。その際にはMP3ファイルをそのまま置くのではなく、格好いいプレーヤと一緒に配置するのが聴いてもらうためのコツだ。
一曲版プレーヤ
そうしたプレーヤと言えばかつてはFlashで作成していた。だが今後はHTML5を使う時代だ。Speakkerはまさにそのために作られたHTMLの音楽プレーヤになる。
SpeakkerはHTML5とJavaScriptだけで作られた音楽プレーヤだ。一曲だけまたは複数の曲を順番に再生するモードの二つがある。ジャケットの画像が表示され、その横にシンプルな再生、停止、音量調整などの機能が並んでいる。
複数曲版プレーヤ
複数の曲を再生する場合は大型のプレーヤになる。楽曲が一覧で表示され、クリックで切り替えることができる。さらにリピートも可能だ。FacebookやTwitterに対して聴いている曲をアピールすることもできる。HTML5でここまでできるのかとその凄さが実感できるソフトウェアだ。
MOONGIFTはこう見る
HTML5ではaudioタグが使えるので、Webブラウザ内で音楽ファイルの再生が出来る。とは言えただ再生できるだけでは意味がない。やはりSpeakkerのようなリッチなUIがあってこそユーザも使ってみたいと思えるのだ。技術的な仕組みは最低限であって、その先の使い勝手の視点が欠かせない。
UIが優れていれば、それがHTML5なのかFlashなのかはユーザにとっては大きな問題ではない。だがHTML5ならばJavaScriptとの親和性や、iOSとの組み合わせも活きてくる。HTML5の活用事例としても注目したいソフトウェアだ。
via Crossbrowser HTML5 Audio Player | blogfreakz.com