JSBeautify For ChromeはWebブラウザ上でJavaScriptを整形して表示するGoogle Chrome拡張。

JSBeautify For ChromeはGoogle Chrome用のフリーウェア(ライセンスはWTFPL)。本格的なWebアプリケーションが普及するにつれて、JavaScriptの利用範囲が拡大している。そんな中ではJavaScriptのファイル自体もサイズが大きくなっている。


Clippyあり版(整形前)

そのためJavaScriptを多用するサイトでは余計なスペースや改行を消すなどしてサイズを減らすのが一般的になっている。しかしそれはコードが全て1行で書かれる、とても見づらいものになる。そこでJavaScriptの表示に際して使ってみたいのがJSBeautify For Chromeだ。

JSBeautify For ChromeはGoogle Chrome拡張で、インストールした状態でJavaScriptファイルを閲覧すると「Would you like me to beautify 〜(奇麗に整形してますか)?」と訪ねてくる。そこでYesを押すと、読みがたかったJavaScriptソースが一気に見やすくなる。


整形後

改行やインデントが正しく行われるのでとても見やすい。実際にはJSBeautifyをラッピングして実行している。そのため元サイトのJavaScriptには全く影響がない。他の人が作ったJavaScriptファイルを確認したいといった時に活躍するだろう。

MOONGIFTはこう見る

JSBeautify For Chromeは入れておくと実際役に立つことが多い。JavaScriptは従来の関数型で記述する場合と、オブジェクト指向で作成する場合とで見栄えが大きく変わってくる。そのためプログラマーのレベルが表に出やすい(ソースコードも公開されてしまうので)言語と言える。

非常に見づらいコードを書く人もいれば、構造化された整然としたコードを書く人もいる。JSBeautify For Chromeを使えばインデントや改行が揃う分、可読性は高くなるが実際に読みやすいコードになるかどうかはプログラマの腕次第とも言えるだろう。

rixth/jsbeautify-for-chrome - GitHub