CubeICEは多様な形式に対応したWindows用の圧縮/解凍ソフトウェア。

CubeICEはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。圧縮そして解凍というのはコンピュータ操作の基礎とも言える。巨大なファイルをそのままメールで送りつけるのではなく、圧縮して送ることで双方の負荷を低くできる。ファイルのダウンロードも同じだ。


ツールチップ

だが、コンピュータに慣れていない人にとっては解凍するだけでも大変な作業だ。慣れていたとしても多種多様に存在する圧縮方式全てに対応できる訳ではない。自分の知らない形式で送られたりすることもあるだろう。そこで使ってみたいのがCubeICEだ。

CubeICEは圧縮と解凍の両方に対応したソフトウェアだ。Zip/7-zip/GZip/Bzip2の圧縮に対応し、Zip/Lzh/RAR/Tar/Gz/7-Zip/Cab/Chm/Cpio/Deb/Dmb/ISO/rpm/wim/Xar/Xz/tbz/tgzなど多様な形式の解凍に対応する。一般的にはこれだけ対応していれば十分ではないだろうか。


設定画面

さらにMac OSXとやり取りする際に良く発生する、解凍したらファイル名が文字化けていたという問題にも対応している。また良くありがちなdesktop.iniなどの不可視ファイルは解凍をスキップする機能もある。さらに32/64bit対応、ツールチップによる圧縮情報表示、マルチコア対応などとても多機能で使えるソフトウェアだ。

圧縮、解凍もコンテクストメニューから簡単に行える。さらに純国産なので日本語の取り扱いも問題ない。多様な形式に対応しているので、CubeICEさえ入れておけば大抵のファイルについて対応できるはずだ。

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解凍設定(プレミアム限定)

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コンテクストメニュー(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

昔はネットワークの回線が細く、圧縮しないと送受信に時間がかかりすぎるという問題があった。ネットワークが高速化し、大抵のものは圧縮せずとも送れるようになったが、今後はファイルサイズが大きくなっている。数GBのダウンロードもざらだ。

企業においてメールに添付ファイルをつけてやり取りすることも多い。そんな時に解凍/圧縮程度で困っていたら余計な時間ばかり食ってしまう。CubeICEを入れておけば大抵は問題ないだろう。他に選択肢がなければ必携と言えるだろう。

圧縮・解凍ソフト CubeICE - CubeSoft

cube-soft/cubeice - GitHub