エクスプローラにタブやファイルフィルタリング機能を「QTTabBar」
QTTabBarはExplorerを拡張しタブやファイルフィルタリング機能を追加するソフトウェア。
QTTabBarはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。Windowsの標準ファイラーであるExplorer。使い勝手については賛否両論あるが、それでも慣れている分操作はしやすい。気になる点があるとすれば、ファイル操作をしているとつい多数のウィンドウが開いてしまうことだろう。
ボタン風タブ
その中はタブ化されたソフトウェアが謳歌している。IEでさえタブ化されているのにExplorerはいつまでもタブがつかない。そんな現状を打破できるソフトウェアがQTTabbarだ。
QTTabbarをインストールするとExplorerのツールバーに三つの機能が追加される。一つはタブ機能だ。ボタンとして表示され、ウィンドウを開くごとにボタンが追加される。ボタンを押せばタブが切り替わるイメージだ。これで多数のウィンドウが一つにすっきりとまとまる。
ファイルフィルタ
もう一つはタブ操作するボタンと、ファイル検索を行うテキストボックスだ。ファイル名でフィルタリングして素早くファイルにアクセスできるようになる。拡張子で絞り込んでファイル移動なども簡単だ。
最後にフォルダやタブから中のファイル一覧を閲覧し、階層をたどれる機能だ。画像はプレビューもできる。Windows 7(SP1は現在テスト中)まで幅広く対応している。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
画像プレビュー(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
タブ機能をもったファイラーは多数存在する。だがデフォルトで組み込まれている有利さはExplorerには敵わない。特徴的であるものほど、習得までに時間を要するためちょっとしたファイル移動がストレスになってしまうのも事実だ。
そのためExplorerを拡張する形で機能するソフトウェアに人気が集まる。QTTabbarもその一つだ。Explorerに足りない機能を感じても、置き換えるようなソフトウェアは作らずに拡張を使って対応できるかどうか考えるのが良さそうだ。
QTTabBar | Download QTTabBar software for free at SourceForge.net