Webデザイナーは要チェック。WordPress用テーマフレームワーク「Whiteboard」
WhiteboardはPHP/HTML/CSSによるオープンソース・ソフトウェア。最近はちょっとしたサイトであればWordPressを使って開発するというのが多いようだ。確かに認証、ブログ、CMS、リンク管理などWebサイトを運営する上で必要な機能が多数揃っている。
デスクトップ向け
次に必要なのはデザインだ。個人用途であれば外部のテーマを使っても良いが、専門的に進めるならばやはり自作したいと思うだろう。とは言え一から作る必要はない。Whiteboardというテンプレートフレームワークを使えば良い。
WhiteboardはWordPress3.0以降に対応したソフトウェアで、テーマとしてインストールする。とてもシンプルなデザインで、上部に大きなロゴ、左にテキストコンテンツ、右にサイドバーが並んで表示される形式になっている。だがiPhoneやAndroidで見ると1カラムになるように設定されている。
iPhone向け
デザイナーが変更する前提で作られているので、最低限の設定と構造に留めている。さらにクロスブラウザへの対応やSEO対策も考えられていること、Webアクセシビリティや管理者メニューにも手が入れられるようになっている。恐らく二段カラムになるだろうが、Whiteboardをベースにデザインを組めば格段に作業しやすくなるのではないだろうか。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
iPad向け(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
何でもWordPressという風潮には同意しかねるが、それでも大抵のWebサイトの規模や機能であればWordPressをベースに組んだ方が良いだろうと思えてしまう。WordPressはそれくらい汎用的で、プラグインも多く、優秀なソフトウェアだ。
システムを組むのが楽になる分、問われるのはデザインだ。特に最近のWebブラウザの多様性やスマートフォン対応などは非常に工数を跳ね上げている。CSSフレームワークも多くなってきたが、さらにWordPressに特化させたというのがWhiteboardの特徴になるだろう。Webデザイナーの方はぜひチェックされたいソフトウェアだ。
via Whiteboard - Powerful Wordpress Framework | blogfreakz.com