iPhone最適化サイト用。CSSを使って絵文字を表示する「Emoji CSS Builder」
Emoji CSS Builderは537種類の絵文字をCSSで定義し、iPhone等で使えるようにするソフトウェア。
Emoji CSS BuilderはRuby製/iOS用のオープンソース・ソフトウェア。iPhoneは今やギーグだけの持ち物ではなくなっている。女性も持ち歩くようになっており、コモディティ化してきている。こうなると必要なものが若干変わってくる。
絵文字の例
その一つが絵文字だ。男性中心だった時には絵文字なんて、という雰囲気はあった。しかし今や違うのだ。メールやWebサイト、コミュニティなど様々な場面で絵文字を使わなければならない。その補助ツールとして使いたいのがEmoji CSS Builderだ。
Emoji CSS BuilderはiPhone用に絵文字を手軽に扱える画像およびCSSを生成するソフトウェアだ。絵文字はあちこちに使われると1ページあたりの画像表示数をあっという間にオーバーする可能性があるため、Emoji CSS Builderでは1枚の画像を使ってsprite表示にしている。
生成処理
CSSの設定を見るとemoji_e001〜537までのクラスが定義されている。つまり537個の絵文字が使えるということだ。実際に使える絵文字は一緒に提供されるHTMLファイルでチェックできる。iPhone最適化サイトを作る上で見逃せないライブラリだ。
MOONGIFTはこう見る
絵文字はガラケーからはじまった文化だが、Googleがユニコード符号化するなど世界的にも広まろうとしている。ただしフォントレベルになると白黒になってしまうのが残念だ。やはり絵文字はカラーでこそ映えるものと言えるだろう。
Emoji CSS BuilderはCSSで定義されているので、spanタグで定義するだけで簡単に使えるのが良い。Webサイトを華やかにするのにも使えるし、ガラケーサイトとスマートフォンサイトの表示を同じしたいといったニーズも叶うはずだ。