ReTweetPlusはTwitterのステータスページに外部情報を付与し、不用意な拡散を防ぐツール。

ReTweetPlusはGoogle Chrome製のオープンソース・ソフトウェア。個人的には「拡散希望」とかその類のワードが入ったステータスは無視することにしている。あまりにも信憑性にかける内容が多く、あえて拡散することに意味がない場合も多い。


サンプル

まず情報について真偽の判定が必要だ。だがその場で見てすぐにリツイートしていたら、どんどん拡散していってしまう。見てすぐに真偽判定ができれば、不用意なリツイーとは防げるかもしれない。そのためのソフトウェアがReTweetPlusだ。

ReTweetPlusはGoogle Chrome拡張であり、Twitterの各ステータスページを見た時にはてなブックマークのタグや関連エントリーを表示する機能がある。現時点ではretweetersというサービスのデータを表示する機能になっている。

自分一人では判断しかねる内容であっても、他の人が既にデマであると判定していれば拡散行為に加担しないで済むはずだ。拡散性の高いサービスだけに、一息置いてちょっと冷静になってからリツイートすることをお勧めする。その時の判断材料としてReTweetPlusが役立つ場面があるはずだ。

MOONGIFTはこう見る

震災に乗じて真偽の不確かな情報が出回っている。会社や社会が不安定になれば必ず怪文書的なものが出回る。その真偽はともかく、センセーショナルでショッキングであればあるほどウケが良い。その拡散ツールとしてTwitterはとても都合がいい。

問題はその発信元がデマを流した挙げ句にいなくなってしまう場合があるということだ。そうなるとデマだけが残り、みんなが不穏な空気に包まれてしまうだけになる。普段情報強者、情報弱者といったワードが踊っているにも関わらず、みんなが不確かな情報に左右されている。不安定な状況なだけに、自分なりに確実な情報を獲得する努力が必要だ。

HackForJapanに参加してReTweetPlusというものを作った話 - メモ帳:Happy New World

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