外部のリソースから画像を取得、スライドを作成する「PDFrizator」
PDFrizatorは写真をつなぎ合わせてPDFを作成するプレゼンテーションソフトウェア。
PDFrizatorはWindows用のフリーウェア。プレゼンテーションやスライドを作る時には通常、専用のソフトウェアが使われる。一から作成する場合はそれでも良いが、既にある素材を組み合わせるだけのスライドであれば機能が若干大げさかもしれない。
作成画面
例えば写真を並べるだけのスライドであれば、もっと簡単に作成したいと思うはずだ。ページの大きさに左右されずどんどんイメージを貼り込んでスライドを作成できる、そんなソフトウェアがPDFrizatorだ。
PDFrizatorはPDFによるプレゼンテーション作成ソフトウェアで、文字などを追加する機能はない。単純に画像をはじめとする素材をページ単位に並べていくのみだ。だがその機能はなかなか協力で、ローカルコンテンツはもちろん、Google画像検索やBing、Picasa、Flickr、Twitpicなどから画像データを取り込める。
画像検索
さらにスキャナデバイスからもデータを取り込めるようになっている。その他サウンドファイルを取り込んで素材として利用する事もできる。最終的にスライドはPDFに変換して出力する(この時にサウンドを鳴らせるかは不明)。旅行の写真等を貼って友人に配布したりするのに使えそうだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
作成されたPDFファイル(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
PowerPointのイメージが強過ぎるためにスライドやプレゼンテーションというとビジネス的なイメージが強くなっている。だが実際にはそんなことはない。もっと手軽に楽しめるものであっていい。大げさに飾らない写真だけのPDFも配布が手軽で良さそうだ。
プレゼンテーションはスライド重視で画一的なものになってしまっている。これでは面白みが全くない。もっと多様なプレゼンテーションがあって然るべきだ。その一つがPDFrizatorであり、さらなる可能性がここにはあるはずだ。