ぜひ触れてほしい。WebベースのSVGエディター「Js Vector Editor」
Js Vector EditorはWebベースのSVGエディター。保存はできないがXMLを出力する。
Js Vector EditorはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。HTML5の登場によってようやく普及しそうなのがSVGだ。XMLのベクターフォーマットだ。テキストベースなのでシステムとの相性も良く、自動生成も行えるだろう。
自由に描ける
今後SVGを描くためのライブラリも多数登場してくるはずだ。とは言え流行るか否かはやはり一般ユーザが扱えるかどうかにかかっている。ドロー系ソフトウェアを購入し、インストールしてまでSVGを使いたいと思うだろうか。否、Js Vector Editorを使えば良いのだ。
Js Vector Editorは何とWebブラウザ上でドローを描けるソフトウェアだ。IE6はさすがに無理だったが、対応ブラウザはIE/Firefox/Google Chrome/Safari/Operaと幅広い。左側にパレットが表示され、そこから選んで右側にベクター画像を描けるようになっている。
出力(JSON)
直線、四角、円、曲線、文字、画像、連続線、テキスト等が使える。配置したオブジェクトは後から自由に移動させられる他、回転も自由にできる。塗りつぶしや線の太さ、色を変更することも可能だ。保存ボタンを押すとXMLが表示される。これをコピーしておけば、後から同じデータを復帰できる。非常に面白いソフトウェアだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
出力(JSON)(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
同様のソフトウェアとしてはSVG-editがある。いずれもコンセプトは同じような形だ(レイヤー機能がある分、SVG-editのが機能が豊富と言える)。ただしSVG-editの方が完成度が高い分、カスタマイズするのは容易でない可能性もありそうだ。
保存先をサーバにするだけでオンラインでベクターが描けるサービスができてしまうくらいの面白さがある。Webとの親和性はとても高い。SVGが普及するためにはJs Vector Editorのようなソフトウェアは必須であり、どう使ってどんなサービスを作るかが問われている。