Rails3の開発をはじめるならこれ。Rails開発環境一括インストーラー「Rails Installer」
Rails InstallerはRuby/Rails/Git/SQLiteなどを一括インストールするソフトウェア。
Rails InstallerはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。Railsは2004年の登場以降、着々と進化を遂げている。今ではメジャーバージョンは3となり、さらに効率的、素早くWebアプリケーションを開発できるようになっている。今からでも取り組みたいという方は多いはずだ。
公式サイト
Rails2と3では仕組みが大きく異なっている。そのため今からはじめるならRails3だろう。しかし環境を用意するのに時間がかかっていては、せっかくのやる気が萎えてしまう。そこで使ってみたいのがRails Installerだ。
Rails InstallerはWindowsにおいてRails環境を一気に整えるためのインストーラーだ。Ruby 1.8.7-p330、Rails3.0.3、Git 1.7.3.1、SQLite 3.7.3そしてDevKitがインストールされる。DevKitとはWindows上でC/C++製の拡張を使えるようにするライブラリだ。
サンプルプロジェクト
そしてプログラムメニューからirbを立ち上げたり、Railsのサンプルアプリケーションが入ったフォルダを開いたコマンドプロンプトが立ち上げられるようになっている。環境はRails Installerで一気に整う。後は実際に手を動かすのみだ。
MOONGIFTはこう見る
Rails Installerを使うのは個人はもちろんのこと、会社で全員のPCに環境を整えたいと言った時にも役立つ。環境構築を個々人に任せるとバージョンが異なったり、パスが違ったりしてよけいな問題を起こすことがある。そうした面倒さから解放されるのだ。
実際に開発を行うにはRubyGemsでインストールすべきライブラリもあるだろう。だが最低限の開発環境はRails Installerで整う。Rails3による開発をはじめてみたい方はRails Installerからはじめてみよう。