200種類以上のソフトウェアをインストール/アンインストールするWindows用ソフトウェア管理「Npackd」
NpackdはWindows用のソフトウェアインストール/アンインストール管理フロントエンド。
NpackdはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。iPhoneが成功した背景の一つにApp Storeの存在がある。これまでのPCでは各開発者が自由にソフトウェアを配布していたが、それを一カ所に集積した。これにより利用者の利便性があがり、結果として収益性が大きく向上した。
ソフトウェア一覧
同様の試みは他社のスマートフォンはもとより、Mac App StoreとしてPCの領域にまで踏み込んできている。Windowsでもアプリストア開設の話も出てきているくらいだ。そんなアプリストアを先取りして提供するのがNpackdだ。
NpackdはWindows用のアプリケーション管理ソフトウェアだ。起動すると実に多くのソフトウェアが一覧で表示される。一部Microsoft Core XML Serviceといった名称もあるが、基本的にはオープンソースまたはフリーウェアが多くなっているようだ。
インストール中
インストールは簡単で、ソフトウェアを選択してインストールボタンを押せば良い。後はステータスが流れて完了すればスタートメニューの上部にソフトウェアが登録される。リポジトリを追加すればインストールできるソフトウェアも増やせるようになっている。こうした仕組みはソフトウェアの配布を行う上でとても便利なシステムだ。
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リポジトリ一覧(プレミアム限定)
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MOONGIFTはこう見る
Npackdがデファクトになれるとかと言うと、そういうことはないだろう。こうした仕組みはOSの基本機能として提供されなければ意味がないからだ。だがOSから同様の機能がしばらく提供されなければシェアを伸ばしていく可能性もある。
大事なのは課金の仕組みが合わさるか、中央集約的に展開できるかだ。日本で言えばベクターや窓の杜、海外ではDownload.comなどがNpackdを使って展開したとすれば非常に面白い展開になるかも知れない。