Google webMail Filer for ThunderbirdはThunderbirdのメールボックスを解析してGmailへ移行するツール。

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Google webMail Filer for ThunderbirdはWindows/Thunderbird用のオープンソース・ソフトウェア。Gmailを使っている人が便利だと感じる機能の一つが学習型のスパムフィルターだ。日々飛び込んでくるスパムメールを高性能にフィルタリングしてくれる。このために乗り換えたいという人は多いはずだ。

メイン画面

ローカルのメールアプリケーションを使っていたが、ついにGmailへ乗り換えようと決めた時に必要になるのが移行ツールだ。幾つかの手法はあるが、今回紹介するのはGoogle webMail Filer for Thunderbirdを使った方法になる。

Google webMail Filer for Thunderbirdは実際にThunderbirdを使っていてGmailに移行しようとした際に感じた問題点を解決するために開発されたソフトウェアだ。例えばGmail Uploaderを使った方法ではフォルダツリーの解釈がされないことが問題だ、としている。

ラベルの上書きも可能

そこでGoogle webMail Filer for Thunderbirdを開発し、Thunderbirdのメールボックスを解析してGmailへIMAP経由でアップロードすることにした。重複チェック機能もあり、途中で停止/再開することもできる。メールボックスの85%を超えるとアップロードできないという機能も、メールのロストを防ぐのに良い。これから環境を乗り換えようと言う人は試してみるといいだろう。

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公式に提供されているツールというのは、総じて細かいニッチなニーズに対応していないものだ。最低限の動きしかできない。だが、それでは乗り換えることができないのだ。そんな時、プロトコルがオープンであれば自作することもできる。

特にメールはビジネスの場で長く使われてきたために、独自のフォルダ設定をはじめナレッジが詰まっている。より正確に移行できれば、切り替えた後もスムーズに使い続けられるはずだ。

via Google webMail Filer For Thunderbird

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